犬をテーマにしたミームコイン「ボンク(BONK)」は、1兆6900億BONK(約5100万ドル相当)を流通から外すバーンイベントを実施したにもかかわらず、仮想通貨市場の低迷から脱することができなかった。

11月末、ソラナをベースとするミームコインであるボンクのチームは「バーンマス」と呼ばれる計画の下で1兆BONKをバーンすることを提案した。この計画では、ハッシュタグ「#LetsBONK」を使った投稿ごとに1000BONK、新たなインスタグラムとティックトックのフォロワーごとに1万BONKをバーンするというもので、当初は12月25日に実施される予定だった。

最終的に目標を超え、ボンクDAOのメンバーは12月26日午後5時40分(UTC)に1兆6900億BONKをバーンする提案に賛成票を投じた

これにより、現在流通している90兆9700億BONKの1.85%が削減されることになった。

トークンの価格は反落

トークンのバーンは、供給と需要のバランスを改善し、トークン価格を上昇させる一般的な戦略だ。

しかし、今回のバーンは、11月13日に実施された1000億BONKのバーン後に56%の価格上昇を見せた成功を再現することができなかった。12月26日のバーンイベント以降、トークンは7.2%下落し、時価総額は23億ドルとなっている。

売り圧力の原因は明確ではないが、ボンクの愛好者たちはクリスマスの日に約束を果たせなかったボンクチームに対する不満を以前から表明していた。

Xユーザーのベストベッツ氏は12月26日、バーンイベントが行われる数時間前にボンクの主要貢献者ノム氏に対し、「約束を守らず、コミュニケーションが悪いために価格が下がり続けている」と不満を投稿した。「コミュニティに嘘をつくことで、多くの進展とコイン保有者を失うだろう」とベストベッツは付け加えた。

「信頼を失っている」とXユーザーのプーティコイン氏は語った。「約束通りに実行できなかったため、今日Bonkは大きく下落し、他のミームコインが上昇するだろう」とパックスは12月26日に述べた。

価格の下落にもかかわらず、コインゲッコのデータによれば、BONKはドージコイン(DOGE)、シバイヌ(SHIB)、ペペ(PEPE)に次ぐ、1050億ドル規模の市場で4番目に大きいミームコインであり続けている。

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