世界的に米ドルの需要が高まる中、米ドルに連動するステーブルコインであるテザー(USDT)の成長が続いている。
先日は、コインマーケットキャップ の時価総額ランキングでXRPを抜いて3位に浮上。今後はイーサ(ETH)、そしてビットコイン越えもあるのではないかという見方が出ている。
イーサ越えは時間の問題
ブルームバーグは最新の仮想通貨展望レポートの中でテザーの時価総額がイーサを抜くのは時間の問題とみている。
「仮想通貨トレンドの大きな転換がない限り、テザーがイーサリアムを抜いてビットコインの後につけるのは時間の問題になるはずだ。世界の準備通貨への代替として普及が進めば、ドルにリンクしたステーブルコインを止めるものはほとんどない」
一方、イーサについては浮力がないと指摘。ビットコインが上昇しない限りイーサが自力で上昇するとは考えにくく、ビットコインが「普及の観点からは1つ頭を抜け出している状況で、金融緩和が続く中、価値保存手段としてのほぼ理想的なマクロ経済による追い風を受けている」と述べた。
(出典:Bloomberg「米ドルとともに動くテザー」)
ビットコイン越えも現実的?
テザーの勢いは王者ビットコインにも届く日が来るかもしれない。龍門キャピタル日本代表のサニー・ワン氏は、テザーのビットコイン越えもあり得ると予想した。
「中国とか米ドルを欲しがる世界の国々の経済規模を比べればビットコインの時価総額の方がまだまだ小さい。その需要を考えるとUSDTは簡単にビットコインの時価総額を超えます」