仮想通貨(暗号資産)ビットコイン(BTC)が1万ドルを回復する一方で、ステーブルコイン市場も活況の様相を呈している。
ブロックチェーン取引追跡企業チェイナリシスによると、米ドルと連動する代表的なステーブルコインであるテザー(USDT)の時価総額は4月29日までの12か月間で161%も増加。サークル(USDC)は191%、パクソス(PAX)は146%増えた。
チェイナリシスは、テザー急成長の背景にあるのはイーサリアム基盤のテザーの導入と指摘。イーサリアムのブロックチェーン上で行われたテザーの取引数は2020年3月には全体の90%以上にまで上昇したが、2019年4月はたった19%ほどだった。
チェイナリシスは、テザー利用者の多くが仮想通貨交換業が禁止されている中国から来ているとみている。
また、コインメトリックスもテザーの急成長ぶりを特集。
不透明な運営体制や米規制当局からの調査・訴訟、銀行とのトラブルなどから多くの業界関係者はテザーが失敗に終わるとみていたが、「批判者たちを黙らせ続けている」と評価した。

(出典:CoinMetrics「バイナンスにおけるテザー取引高のマーケットシェア」)
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