自称サトシ・ナカモト裁判、仮想通貨ビットコインの保有量を証明できず 「手錠かけるぞ」と裁判官が警告する一幕も

ビットコインの創設者サトシ・ナカモトを自称するクレイグ・ライト氏は、裁判所が要求していたビットコインのアドレスを提出できなかった。28日にブルームバーグが報じた。ライト氏は、2013年12月以前のビットコイン保有量を証明するためにフロリダ州の裁判所に出廷を命じられていた。

今回の訴訟は、起業家のデイブ・クレイマン氏の資産管理人が起こした。ライト氏とクレイマン氏は長年パートナー関係にあり、一緒にマイニングした数十億ドル分のビットコイン(110万BTC)をライト氏が着服したと主張。クレイマン氏側は半分の取り分を主張しているものの、これまでライト氏は信託会社が保管しており秘密鍵を覚えていないなどと述べてきた。

28日ライト氏は、クレイマン氏に一部の秘密鍵を渡して保管業者に渡すように指示したと主張。一部の鍵は2020年まで分からないと述べたそうだ。

今回、ライト氏の行動が法廷侮辱罪にあたるか判断されることになると見られていたが、判決はまだ出ていないようだ。

ライト氏が書類を投げつけたことから、「もう一度やったら手錠をかける」と、裁判官が警告する一幕もあったという

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版