仮想通貨EOSの開発企業であるブロックワン(Block.one)は、ブロックチェーンベースのソーシャルメディナネットワークである「ボイス(Voice)」に1億5000万ドル(約161億円)の資金を投じた。

ボイスはブロックワンが昨年6月に発表したEOSブロックチェーンを基盤としたソーシャルメディアだ。

26日に発表によると、この投資はボイスの資本金として活用され、ボイスがブロックワンから独立した事業として展開する。ボイスはこの資金をもとにスタッフを増やし、事業を拡大するとしている。

現在はクローズドベータ版

ボイスは現在クローズドベータ版としてテスト中であり、米国の一部ユーザーのみが利用できる。

ボイスでは、ユーザーはプラットフォームの参加に応じてボイストークンを獲得することができる。プラットフォームを使うには、ユーザーは本人確認をする必要があり、身分証明者や顔写真などを提出する必要がある。

現在、ボイストークンは取引所には上場してなく、金銭的な価値はない。ベータテスト中に獲得したすべてのボイストークンは、プラットフォームがリリース時にリセットされることになっている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン