仮想通貨を預けて金利を得られる口座サービスを手がける米国のBlockFi（ブロックファイ）が22日、一部の口座について金利を下げると発表した。

対象となる口座は、25BTCもしくは500ETH(約1100万円もしくは約770万円）以上の口座。ブロックファイは、当初、金利は年間6％で、毎月複利で計算されて6.2％になると説明していた。しかし、4月以降、対象の口座に関しては、年利2％に下げることを明らかにした。ブロックファイの口座は、ブロックファイ金利口座（BIA）と呼ばれている。

ブロックファイは、この決定の理由として、予想を超える需要があったことを指摘。仮想通貨のヘッジファンドやVCなどが、大量の資金を入れた口座を開き、リターンを高めようとしていたと説明した。

ブロックファイのBIAは、6日の立ち上げ以降、顧客の資金が400％以上も増加。ただ、ほぼ75％の顧客は5BTCか150ETH未満しか保有しておらず、保有額の中央値も7000ドル（約77万円）となっている。ブロックファイは、我々のミッションは平均的な仮想通貨投資家に対して富を構築する仕組みを提供することだと強調している。

BIAは日本でも利用可能だ。ブロックファイのザック・プリンスCEOは、とりわけ金利の低い日本の投資家に使って欲しいと話していた。

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翻訳・編集　コインテレグラフ日本版
原文　BlockFi Lowers Interest Rates for Top Tier Crypto Deposit Accounts