ロシア国有のウラン採掘企業ウラニウム・ワンは、分散型台帳技術(DLT)スタートアップのインソーラ―(Insolar)と提携して、ウランとエネルギー取引における物流を改善し、ウラン市場の透明性を高める。
同産業の複数の当事者間の取引においては、いまだに「面倒な法関連の確認を必要とし、標準化されていない契約書で、紙と鉛筆を使用して」実施されているとしている。
両社は、ウラン生産者の内部プロセスにブロックチェーンを統合することで、サプライチェーンの透明性を高めることができるとしている。ウラニウム・ワンは、同分野のセキュリティ、コンプライアンス、信頼性の強化が期待できると述べている。
インソーラ―は、今年パイロットを公開予定で、プロジェクトの完全な公開は1年以上かかる可能性があるとしている。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン