ブロックチェーン企業コンセンシスが惑星探査企業を買収、イーサリアムエコシステムへの影響は?

ブロックチェーンスタートアップのインキュベーションを手がけるコンセンシス(ConsenSys)が、米国の小惑星鉱業企業プラネタリーリソーシズを買収した。買収額は明らかになっていない。

プラネタリーリソーシズは2009年に創業し、小惑星における資源の探査、抽出、精製を行ってきた。30人以上の投資家から5000万ドル以上を調達しており、過去半年で2つの衛星を軌道に乗せた。しかし、6月の資金調達ラウンドで失敗し、資金難に陥っていた

コンセンシスCEOのジョセフ・ルービン氏によると、今回の資産譲受による買収理由は、プラネタリーリソーシズの世界クラスの才能とイノベーションの記録という。プラネタリーリソーシズ社長のクリス・レビスキー氏と弁護士のブライアン・イスラエル氏は、買収の結果、コンセンシスに参加することになった。ルービン氏以下のように話した。

「コンセンシスのエコシステムに深い宇宙能力を取り込んだ今回の買収は、自動化された信頼と保証された実行を通し、人類の新しい社会規範システムを手助けするイーサリアムの可能性に対する我々の信念を反映している。また、我々の種を結びつけ、未開拓の人間の可能性を広げるための宇宙開発の民主化と分散化への信念も反映している」

レビスキー氏はプラネタリーリソーシズの前には、NASAのジェット推進研究所で探査機スピリット、火星探査機ローバーとフェニックスの航空ディレクターを務めていた。

イスラエル氏は、米国国務省の法律顧問事務所に勤務し、宇宙、海洋、国際環境ガバナンスに関する国際的な法律面を担当した。同氏は「ますます多くの国からの参加者が増えており、調整や取引をする必要がある領域において、イーサリアムのスマートコントラクトは、私的発注と商取引の自然な解決策だ」と述べた。