CNNやワーナー・ブラザーズを保有する米総合メディア企業のワーナーメディアがブロックチェーンゲームに進出する。

子会社のターナースポーツがブロックチェーンゲームプラットフォーム「Blocklete Games」を発表した。プレイヤーが賞金を獲得しながらデジタル上でアスリートを集め、トレーニングや取引をしながら競争する。Blockleteはブロックチェーンとアスリートを合わせた造語だ。

Blocklete GamesはNFT(ノンファンジブル・トークン)を実装。ゲームに参加したユーザーは「Blocklete」と呼ばれるデジタルアスリートを所有・購入できる。これらアスリートはBlocklete Games内のマーケットプレースを通じて売買が可能だ。Blockleteはイーサ基盤のトークンとして発行されている。

Blocklete Gamesの最初のゲームとして発表されたのは「Blocklete Golf」。ゴルファーを使って、仮想空間上のコースを回る。

ターナースポーツのビジネス運用・戦略担当バイスプレジデントのヤン・アディジャ氏は、同社がブロックチェーン領域に取り組むことついて次のようにコメントしている。

「Blocklete Gamesでは、従来のプレイヤーとパブリッシャーの間の力関係を逆転させることで、ファンがゲーム体験をコントロールできるようになるという変革の機会を得たと考えている。当社のサービスはブロックチェーンを活用することで、誰もが友人とともに、パーソナライズされたスポーツゲームをプレイすることができ、ゲームへの投資に対するリターンを生み出す可能性を秘めている」

ターナースポーツはビットペイと提携。ユーザーはビットコインやビットコインキャッシュ、XRP、イーサリアムを使ってコレクティブルを購入できる。また、近く4種の米ドルに裏付けられたステーブルコインを採用予定だという。


翻訳・編集 コインテレグラフジャパン