DappRadarとブロックチェーンゲーム・アライアンス(BGA)は、2022年第1四半期のブロックチェーンゲームレポートを公開した。それによると、第1四半期にブロックチェーンゲームやインフラへの投資額は総額で25億ドルにのぼった。また2021年の総投資額は40億ドルだったという。

DappRadarによると、ブロックチェーンゲームは3月に122万人のユニーク・アクティブ・ウォレット(UAW)を引き付けた。またブロックチェーン活動の半分以上はゲーム系の分散型アプリ(DApp)もしくはプレイ・トゥ・アーン(P2E)のインセンティブを備えたゲームアプリからのものだったという。その中でSplinterlandsがナンバー1のP2Eゲームアプリだったという。

またレポートでは、メタバースが「ブロックチェーン業界で最もエキサイティングな機会の1つである」と指摘している。ザ・サンドボックスといったプラットフォームは、ワーナーブラザーズやユーザーアイソフト、HSBCなどのブランドやプレイヤーを引き付けている。

DappRadarは、「NFTによって与えられる所有権と、仮想通貨とプレイ・トゥ・アーンのゲームによって可能となる金融エコシステムは、仮想現実や拡張現実に限定された従来のメタバースからパラダイムシフトさせるものになるだろう」と強調している。