「イーサリアムの開発遅い」と批判するブロックチェーン企業のニア、仮想通貨取引所コインベースやリップル投資部門などが出資

ブロックチェーン企業のニア(NEAR)は10日、パンテラ、コインベース・ベンチャーズ、リップルの投資部門Xpringといった錚々たる企業から1210万ドル(約13億円)の出資を受けたと発表した

ニアは、パブリックのプルーフ・オブ・ステーク(PoS)ブロックチェーンを開発。「ユーザビリティ(使い勝手)とスケーラビリティ(利用者増への適応能力)」というブロックチェーンが抱える2つの大きな課題解決を目指している。

ザ・ブロックによると、ニアは「理論的な限界」がなく「開発者にフレンドリーな」新たなシャーディングを開発。dApps(分散型アプリ)のスムーズな開発を手助けすることを目指している

PoSは、持っているコインの割合(ステーク)で、ブロックの承認を決めるアルゴリズム。ビットコインなどが採用するプルーフ・オブ・ワーク(PoW)の問題点とされる中央集権化や大量の電力消費の解決を目指す。

またシャーディングは、トランザクションを「シャード・チェーン」という小さなノード間で分割し、ブロックチェーンの容量を増やすスケーラビリティ機能だ。

マイクロソフトの元開発者でニアのCEOを務めるアレクサンダー・スキダノブ氏は、ザ・ブロックに対して「(イーサリアムの)構築スピードは遅い」と発言。「我々は普通のプログラミング、普通の開発者を引きつけたい」と話した。

またイーサリアムでもシャーディング機能が開発されていることについて、スキダノブ氏は「かなり遅い」と批判している。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版