ブロックチェーン基盤のオンライン広告実験で、表示インプレッションのコスト効率が28%向上

ブロックチェーン技術を利用したペプシコのオンライン広告の実験において、ビューアブルインプレッションのコスト効率が28%向上したという。メディアニュース・フォー・ユーが5月6日に報じた

英広告企業WPPグループ傘下のマインドシェアによると、今回の実験は、不正な表示などを行った広告を排除し、企業・ブランドイメージに沿った純正かつ適切に表示した広告インプレッションに対して自動的に料金を支払うスマートコントラクトを使用した「プロジェクト・プロトン」の一環。テストは、2019年3月にアジア太平洋地域で実施された。

WPPグループが所有する広告ネットワークでは、スマートコントラクトなしで広告を展開した場合と比較し、ビューアブルインプレッションのコストに関して約28%の効率向上が見られたそうだ。

記事によると、関係者は、これら技術が広告予算をさらに拡大させ、広告全体の透明性を高めるものと期待しているという。またペプシコは、ブロックチェーン技術による全体的な影響を測定できるよう、さらにオンライン広告の実験実施を計画していると述べた。

既報の通り、マインドシェアと、シンガポール拠点のテクノロジー企業「ジリカ・リサーチ(Zilliqa Research)」は、独占的パートナーシップを2017年11月に締結した。

メディアニュース・フォー・ユーによると、プロジェクト・プロトンおよびスマートコントラクトは、このジリカのブロックチェーン技術に基づいたものという。


翻訳・編集 コインテレグラフ日本版