ナイジェリアの最大野党に所属する大統領候補が、ブロックチェーンと仮想通貨への支援を約束した。現地報道機関のデイリーポストが11月24日に報じた

デイリーポストは、人民民主党(PDP)のアチク・アブバカル候補による「ナイジェリアの再活性化」政策を分析。同氏は19年2月16日の大統領選挙で選ばれればこの「仮想通貨政策」を実行すると約束したという。

アブバカル氏は同文書の中で「ブロックチェーンと仮想通貨を通じた積極的な経済の加速を目指す」と宣言している。また、「新たな経済の可能性」を引き出すために人民民主党は「ブロックチェーン技術と仮想通貨に関する包括的政策の策定を推進していく」と語ったという。

デイリーポストはさらに、アブバカル氏の政策要綱は「1800種類の通貨から成るこの仮想通貨業界」に「規制が透明性をもたらす」と言明していると伝えている。

コインテレグラフが10月中旬に報じた通り、ナイジェリア政府はブロックチェーン開発のため、現地スタートアップ企業と提携している。一方で、同国規制当局であるナイジェリア預金保険公社(NDIC)は3月、取引に保証が無いため仮想通貨を使用しないよう警告している。