CPUシェアプラットフォームのゴーレム、メインネットのベータ版リリース

 イーサリアムベースでCPUパワー・レンタル・ネットワークのゴーレムは10日、ベータ版をメインネットに実装したと発表した。82万ETH(現在の価格で約381億円)規模のイニシャル・コイン・オファリング(ICO)から18ヶ月が経過しての実施となった。

 コンピューター版エアビーアンドビー(Airbnb)を自称し、インターネットユーザーの使われていないCPUの処理能力を有料でレンタルすることを目指す開発者たちは、ブログの投稿で、やるべきことは多く残っているが、メインネットのリリースは、「大きな前進」と述べた。

 @golemproject プロジェクト内部にとっても外部にとっても前進。ゴーレムはついに、ブラスベータ版をメインネットにリリースした。まだやるべきことはたくさんある。しかし私たちにとって、これは新たな始まりを示すものだ。

 ゴーレムのGNTトークン価格は、このニュースで20%上昇し、0.25ドルを付けた。今年始めに幅広いアルトコインが急騰した際には、1.15ドルの高値まで上昇している。

 2016年11月にゴーレムのICOが終了した後、開発者たちには非難の目が向けられてきた。プロジェクトが進展していないと見なしたユーザーにより、GNTトークンセールで調達した82万ETHが、投資家に対して十分な価値を生み出さないかもしれないという不安を引き起こしたのだ。

 クローズドテストを続けるよりもリリースを選んだことでトークン価格は上昇し、ゴーレムは終了から長い時間が経ってしまった他のICOの仲間となることを回避した。例えばテゾスは、ICOで2億3200万ドルを調達したが、未だに実を結んでいない。