海洋プラスチック問題解決にブロックチェーン活用、オランダ企業がリサイクル原料追跡 衣類のコレクションも発表

オランダのWaste2Wearは、海に廃棄されたプラスチックを利用したリサイクル衣類のコレクションを発表した。原材料となった廃棄プラスチックなどの情報はブロックチェーン上で記録され、その素材の出所を保証する。米メディアの「ファッション・ユナイティッド」が9月17日に伝えた

同コレクションは、9月17日から19日までパリで開催される国際的なテキスタイルの見本市プルミエール・ビジョンで展示される。

同社は、リサイクル素材を追跡できるブロックチェーンシステムのベータ版を8月に発表。顧客需要に対応するべく、今回実現したとしている。

プラスチックごみは、海から回収され、長い時間をかけて製品に至るため、数々の段階のデータ記録が要求される。ブロックチェーン技術を活用することで、完全に追跡できるようにする狙いがあるとしている。

同社が使用するプラスチックは、中国・上海付近の小さな島の沿岸地域のもので、地元当局と協力してビジネスモデルを構築した。地元の漁師はプラスチックを回収することで収入を得る仕組みになっている。毎週3トン超のごみが回収されているという。

環境保護目的でブロックチェーンが使用された例では、ドイツで9月4日、同国自由民主党(FDP)が二酸化炭素やその他温室効果ガスを削減した人に対価として仮想通貨を支払う提案をしている。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版