ブラックロックは、ブロックチェーンに焦点を当てた上場投資信託(ETF)を正式に開始した。これにより、投資家はデジタル資産を直接所有することなく、仮想通貨・ブロックチェーン業界に投資することができる。

27日、世界最大の資産運用会社のブラックロックは、ブロックチェーン&テックETF(IBLC)をETF商品の中に追加した。このETFは、仮想通貨やデジタル資産自体を直接保有するのではなく、業界に関する企業を追跡するものだ。

ETFは様々な企業の株式を保有することになるが、その中で最大のものは米国の仮想通貨取引所コインベースであり、ファンドの11.45%を占めている。次はビットコインマイナーであるマラソン・デジタルホールディング(11.19%)やライオット・ブロックチェーン(10.41)となっている。

ブラックロックはETFのリリースと同時に​​​​​​今後マーケットで重要なとなる3つの領域を解説したレポートを公開した。この中では、仮想通貨・ブロックチェーン業界にも触れており、その実際の価値はまだ完全に実現されていないと指摘する。