仮想通貨のインデックス事業を手がけるビットワイズは1日、フェイスブックの仮想通貨リブラの開発や最近開かれた仮想通貨に関する米議会の公聴会は、ビットコインや仮想通貨にとって肯定的に捉えられると投資家向けに見解を示した。

ビットワイズのグローバル部門トップであるマット・ホーガン氏は「リブラと議会のおかげで仮想通貨の未来を2〜3年早めることができた」と述べた。

ホーガン氏はリブラの開発や仮想通貨に関する公聴会を受けて、「人々は仮想通貨を無視できないということに気づいている」と主張。

しかし仮想通貨への関心が全て肯定的であるわけではなく、規制当局が仮想通貨に関心を寄せることが否定的な影響を与えることもありうるとしている。

また、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)や規制のない取引などへの規制強化に期待しつつ、以下のように指摘した。

「長い目で見れば、こうした綿密な調査や注意関心は仮想通貨に取って良い向きと見られる。規制当局が加わっているという材料を投資家に与え、より良い仮想通貨を開発するためのガイドラインにつながるだろう」

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版