デジタル資産運用会社ビットワイズは、スウェーデン・クローナ(SEK)建ての仮想通貨上場投資商品(ETP)7本をナスダック・ストックホルムに上場した。これにより、スウェーデンの投資家は、規制された枠組みの下でビットコイン、イーサリアム、ソラナへの投資機会を得る。
水曜日の発表によると、SEK建てETPは既存の証券口座を通じて個人投資家および機関投資家が利用可能となる。利用するプラットフォームによっては、スウェーデンの税制優遇制度であるISK口座の対象となる可能性もある。
上場商品には、ビットワイズ・コア・ビットコインETP、現物ビットコイン(BTC)およびイーサリアム(ETH)商品が含まれる。加えて、イーサリアムとソラナ(SOL)のステーキングに連動するETPもラインアップされた。さらに、時価総額上位の仮想通貨を対象とするMSCIデジタルアセット・セレクト20に連動する分散型ETP、ならびにビットコインと金へのエクスポージャーを組み合わせたハイブリッド商品も上場された。
同社は、北欧地域での事業拡大を統括する責任者として、マルコ・ポブレテ氏とアンドレ・ハヴァス氏を任命した。
ビットワイズによれば、同社のすべてのETPは、機関投資家向けのコールドウォレットで保管された実物の仮想通貨によって完全に裏付けられている。保有状況は、週次で実施される独立監査によって検証されているという。
今回のスウェーデンでの展開は、2024年8月にETCグループを買収したことから始まった同社の欧州拡大戦略の一環となる。2025年4月にはロンドン証券取引所にビットコインおよびイーサリアムのETP4本を上場し、9月にはスイス証券取引所(SIX)に仮想通貨ファンド5本を上場している。
2025年は米国でも事業拡大
欧州にとどまらず、ビットワイズは2025年に米国での存在感も拡大した。仮想通貨を巡る規制の明確化が進み、執行面での不透明感が後退したことが背景にある。
10月には、ニューヨーク証券取引所でソラナ・ステーキングETF(BSOL)を上場し、米国の投資家に対して、ファンド構造に組み込まれたSOLのステーキング報酬への直接的なエクスポージャーを提供した。
12月には、スイ(SUI)価格に連動する現物スイETFの立ち上げを目指し、米証券取引委員会(SEC)に申請した。カストディアンにはコインベースが指名されている。なお、キャナリー・キャピタルおよび21シェアーズによるスイETF申請については、同委員会の判断はまだ示されていない。
ビットワイズのリサーチャーであるライアン・ラスムッセン氏によると、2025年9月にSECが承認期間の大幅短縮を目的とした包括的な上場基準を採用したことで、2026年には100本を超える仮想通貨ETPが新たに上場する可能性があるという。
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