世界的に有名なファイル共有サービスのビットトレントは、利用者がコンテンツを制作しSNS上でシェアできるライブ・ストリーミングサービス「ビットトレント・ライブ」のベータ版テストへの参加者を受け入れると発表した「ビットトレント・ライブ」は、人気のショート動画アプリTikTok(ティックトック)と似たサービスになるという。

世界に一億人のユーザーを抱えるビットトレントは、昨年、分散型プロトコルのトロンによって買収された。トロンのジャスティン・サンCEOは、ビットトレント・ライブの狙いについて次のように語った。

「あなたの大好きなアスリートとチャットしたり、音楽祭で熱狂したり、情熱を共有できる新たな友達に出会ったり…これら全てがビットトレント・ライブのアプリを立ち上げるだけでできる」

ビットトレント・ライブの利用者は、まず、コンテンツを検索したり配信者に直接フィードバックの送信ができたりするようになる。今後数カ月でブロックチェーン技術が導入されて利用者のプライバシーや所有権を確保する一方、仮想通貨を支払い手段として組み込むという。

ベータ版のテストは2019年の第2四半期(4-6月期)に可能になるという。ベータ版のテスト参加はこちらから応募可能だ。

The Blockによると、ビットトレントの関係者は、「ティックトックに似たサービスになる」と述べたそうだ。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
原文 BitTorrent to Release P2P Social Media App BitTorrent Live in Q2 2019