ファイル共有サービスのビットトレントが、仮想通貨トロンのプロトコルを基盤にしたトークン、ビットトレント(BTT)を発行した。3日にコインテレグラフに共有されたプレスリリースから明らかになった。仮想通貨を使ったP2P(ピアツーピアー)のコンテンツ配信システムの構築に向けた大きな一歩となりそうだ。
ビットトレント(BTT)は、ユーザー間で送金可能で、ネットワークスピードの最適化やダウンロードスピードの向上に用いられるという。トロンのブロックチェーン規格であるTRC-10と互換性があるそうだ。バイナンスのトークンプラットフォームである「ローンチ・パッド」を通して入手可能で、今月後半には「一部」がエアドロップで分配されるそうだ。
ビットトレントは、仮想通貨を使った分散型のコンテンツ配信プラットフォーム構築を目指している。2014年に設立され、現在は世界に1億人以上のユーザーを抱えている。
ビットトレントは去年7月、トロンに買収された。トロンの創設者であるジャスティン・サン氏は、ビットトレントについて「分散型ムーブメントの起源」と称賛した。
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— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月31日
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