仮想通貨決済サービスを手がけるビットペイがアマゾンの森林火災に対応するために送られた10万ドルの寄付金を拒否したとして、SNSで批判されている。

今年は、ブラジルのアマゾンで森林火災が多発。今年はこれまでに前年同期比83%も増えたという。アマゾンの熱帯雨林の生態系保護を目指すアマゾンウォッチは、寄付の提供者がビットペイでの支払いを完了できなかったと不満を述べた。10万ドルは送金額の上限を超えていたことが理由だったという。

ビットペイから上限を変更するようにアドバイスを受けたものの、別の文書を提出しなければいけないなど手続きが煩雑だったという。

アマゾンウォッチには様々なアドバイスが寄せられた。例えば、ビットコイン教育者のPhilは以下のように述べた。

「ビットコインのアドレスをオフラインで作って、公開した方が良い、誰でもあなたにお金を送れる。ビットペイが取引を拒否する必要はない。あなたは無料で取引を証明できる」

オープンで分散化されたビットコインのネットワークに人工的な上限を設定するのは皮肉だという見方も出ている。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版