オーストリアの仮想通貨取引プラットフォームのビットパンダは、弱気市場の影響で「財政的に健全な状態から抜け出す」ために従業員数を1000人から730人まで削減する大規模なリストラを行うことを発表した。

ビットパンダは24日の発表で、不確かな市場状況の中で「強固な資本力」を持つ必要性から、従業員削減に踏み切ったとしている。

"厳しいが必要な決断であり、新しい組織設計により、より集中し、効果的に、会社として強くなることができると確信している。"

仮想通貨市場が2兆ドルの時価総額を突破した成長期に、ビットパンダは内部プロセスやインフラに問題があったことで新規加入者をうまく取り込めなかったという。

"私たちは、特にこの新しい市場の現実において、より多くの人が参加しても、効果的ではなく、むしろ調整費用が発生してしまった。今振り返ってみると、私たちの採用スピードは持続可能なものではなく、間違いだった"