日本から海外へ
BitOne Trade HKは、2018年6月に香港に設立された仮想通貨交換所だ。
BitOne Trade HKは、日本の東証二部に上場しているBit One Group(コード:2338)のグループ会社*1で、海外の仮想通貨事業の展開の中心的役割を果たしており、日本、アメリカ、中国などの一部の地域を除いて、グローバルに世界中のユーザーを顧客に抱えている。
コインの上場
仮想通貨投資の醍醐味は、コインやそのプロジェクトの将来性に投資をすることだ。仮想通貨情報サイトCoinMarketCapでは、約2000種類もの仮想通貨があることを確認できるが、ビットコインやイーサリアムなどのメジャーコイン以外に、「アルトコインへの投資の面白さを知ってほしい」とBitOne Trade HKはユーザーに訴えている。そういった背景から、今年の9月より毎月約8通貨というペースで同社の取引所にアルトコインを上場し、ユーザーがトレードできるような機会を提供している。
今後も同社は引き続きアルトコインの上場を継続して行なっていくが、他の取引所との差別化を図っていく為、他の取引所では扱っていないユニークなコインの上場を計画している。その第一弾として、来年の3月に、今月ICOを開始したばかりのXGX CoinをBitOne Trade HKに上場することが決定された。
ICOプロジェクトへの参画
先日、台湾においてEast Fortune Global Limitedが発行元となるICOプロジェクト「XGX Coin(https://xgx.network )*2」が公表された。このプロジェクトは、アジアの芸能やカルチャーに関するマーケットを構築し、リードする事を目的としており、
"大きな箱〜現実とネットが融合するライブハウス〜"
"小さな箱〜消費者との関係性を構築するモノ・コトの詰め合わせ〜"
"発信の箱〜ユーザー参加型の動画閲覧プラットホーム〜"
という「3つの箱」というコンセプトを持っている。また、アジア圏で絶大な人気を誇る日本人タレント 蒼井そらも本プロジェクトに参画、支援している。
他の取引所で上場されていないユニークコインを上場する第一弾コインに、BitOne Trade HKがプロジェクトのトークン設計や技術的企画等のICOに関するテクニカルアドバイザーとして参画できた事は非常に有益な経験になったようだ。
今後も同社は新たなICOプロジェクトを支援し、コイン上場までのサポートを積極的に行なっていく予定だ。
オリジナルトークンの上場
また、先日BitOne Trade HKはオリジナルトークンの発行をユーザーに公表。このトークンの特典などは、後日正式に公表されるとの事だが、同トークンはBitOne Trade HKでの取引をもっと有益なものにする目的で発行されている。
リテラシー教育への注力
その他、同社は仮想通貨について理解を深めてもらう目的でリテラシー教育にも注力していく。同社は海外における仮想通貨事業への展開から、「仮想通貨取引に関して正しい情報を伝える必要性」を痛感したとの事。ユーザーが自分自身で情報を判別、判断できるようにしていく為の仮想通貨に関するリテラシー教育を提供していく予定だ。
日本居住者にはBitOne Trade HKは利用できないが、日本のBitOne Groupが推進する世界展開の先陣として、世界で挑戦をし続けるBitOne Trade HKの取り組みに引き続き注目だ。
*1:*BitOne Trade HKは、Bit One Hong Kong Limitedが運営しています。
*2:*BitOne Trade HK 並びにXGX Coinは、日本人の申し込みを受け付けておりません。
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