100倍レバレッジが有名な仮想通貨取引所ビットメックスが、ビットコイン先物の取引高ランキングで3位に後退した。スキューによると、3月23日、ビットメックスの過去24時間の取引高は24億5000万ドル(約2700億円)だった。バイナンスの24億8000万ドル(約2750億円)、OKexの30億8000万ドル(約3400億円)に及ばなかった。

24-hour trading volumes for Bitcoin futures contracts on major exchanges.

(出典:skew.com 「ビットコイン先物の取引高(24時間)」)

ビットメックスは3月13日のビッットコイン暴落時に30分ほど取引を停止。多くのトレーダーから批判を受けた。先物の取引の建玉も12日の12億ドルから13日には6億700万ドルに急激に減少していた。

Aggregated BTC futures open interest across major trading platforms, Feb. 23-March 22

(出典:skew.com「ビットコイン先物の建玉数」)

大手取引所が軒並みビットコイン暴落による損失を出す中で、ビットメックスはとりわけダメージが大きかった。

一方、巨額のポジションが一気に清算されたにもかかわらずビットメックスの保険ファンドが使われなかったことに対しても疑問の声が出ている。

ビットメックスは3月23日保険ファンドが「ほとんど使われなかった」ことに対してブログで反論している

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン