ビットメイン、イーサリアム向けASICマイナーを発表

 中国のテック企業、ビットメインはイーサハッシュ向けのASICマイナーを発売する。3日にツイートで発表した。

 イーサッシュは、イーサリアム等のさまざまなアルトコインで採用されているプルーフ・オフ・ワーク(PoW)のハッシュアルゴリズムだ

 ビットメインはツイッターで、アントマイナーE3が「世界で最もパワフルで効率的なイーサッシュ向けASICマイナーだ」と述べている。販売予定価格は1台あたり800ドルで、中国では販売せず、香港やマカオ、台湾にも出荷しないという。注文は1人1台限りで、今回の初期ロットでは、ビットコインキャッシュ(BCH)と米ドルでの支払いのみ受け付ける。

 (アントマイナーE3を発表できてうれしく思う。これは世界で最もパワフルで効率的なイーサッシュ向けASICマイナーだ。注文は1人1台限り、中国では入手不可。在庫には限りがあり、今すぐご注文を)

 仮想通貨コミュニティでは、ビットメインがイーサッシュ向けのASICマイナーを間もなく開発するという噂が流れていた。今回のビットメインによる新しいマイニングハードウェアの発表で噂が現実となった。

 イーサリアムのコミュニティでは、イーサASICを無効かするためにETHプロトコルでハードフォークを行う可能性が議論されていた。イーサリアムの創設者、ヴィタリク・ブテリン氏はイーサリアムのホワイトペーパーで、プロトコルにはマイニングの集権化に対する二重の対抗策が既に備わっていると述べている。

 「まず、イーサリアムのコントラクトにはあらゆる種類の計算を含むことができるので、イーサリアムASICは本質的に計算全般のためのASIC、つまりより優れたCPUとうことになる。そして(アルゴリズムでは)特定のASICを妨害するように特別に設計されたブロックチェーンに大量のコントラクトを導入することで、誰でも『井戸に毒を入れる』ことができる」

 ビットメインの昨年の収益は30~40億ドルとみられ、米国のGPUメーカーのエヌビディアを上回り、ビットコインマイニングとASICの市場で70~80%をシェアを持つ。

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