韓国の仮想通貨取引所ビッサム 中東UAE進出を計画|グローバルでの飛躍を目指す

韓国の仮想通貨取引所Bithumb(ビッサム)は、アラブ首長国連邦(UAE)で新たな仮想通貨取引所を開設する予定だ。韓国のニュースメディア、ファイナンシャルニュースが12日に伝えた

UAEを拠点とする新たな仮想通貨取引所は、報道によるとアブダビに拠点を置くNvelop社と共同で開発される計画だ。ビッサムは同取引所を足掛かりに中東諸国に進出していく予定だ。

ファイナンシャルニュースによると、Nvelopは、アブダビの投資ファンドE11と台湾のベンチャーキャピタル「トリルベンチャーズグループ」との合弁事業であり、中東と北アフリカ(MENA)のブロックチェーンビジネスの開発・資金提供のために設立されたという。

ビッサムの関係者は、韓国経済に対して、次のように語ったそうだ。

「N-VELOPとの提携でビッサムが中東でもグローバル取引所として の立場を固める足場ができた。今年1年は、海外事業を中心と した事業の多角化を推進し、グローバルブロックチェーンをリードしていく企業に飛躍するつもりだ」

世界有数の原油生産地域である中東は、1回に動く資金の額が大きいことから、仮想通貨市場での成長潜在力が大きいだろうという評価を受けているそうだ。UAEでは18年から仮想通貨の規則制定を求める要望が出始め、19年前半にはライセンス制度が導入された。法的に認可された初の取引所が誕生する見込みだ。

また、韓国経済によると、ビッサムはUAEの進出を契機にサウジアラビア、バーレーンなど産油国連合である湾岸協力会議(GCC)の加盟国を相手に影響力を拡大していく計画。このほか、ビッサムは米国のフィンテック企業であるシリーズワンとセキュリティー・トークン取引所の設立を推進し、ロシア企業などと提携を模索するなど、ブロックチェーン基盤のグローバル企業へと生まれ変わるために積極的に海外事業の幅を広げているという。