シンガポール拠点の仮想通貨取引所ビットホリック(Bitholic)は今月中に「ビッサム・シンガポール(Bithumb Singapore)」に社名変更する。ニュース1コリアが8月8日に報じた。韓国の仮想通貨取引所ビッサム海外事業拡大の一環とみられるが、株式構成の発表などはない。

ビッサム側は、「ビットホリックは、ビッサム・シンガポールの名の下でコイン取引事業の公開を計画している」としている。報道によると、ビットホリックの代表はパク・チュンフン氏で、元ビッサムの戦略企画部門ディレクターだ。

社名変更は今月中に実施されるとしているが、この記事の執筆時点では同ウェブサイトは「ビットホリック」のままだ。

ロイターの昨年10月の報道によると、シンガポールを拠点に事業を展開しているBKグローバルコンソーシアムがビッサムの経営権を実質的に取得。ビッサムの大株主である企業の株式を3億5400万ドル(約370億円)で取得している。BKグローバルを率いるキム・ビョンガン氏は、韓国とシンガポールの病院の形成外科医で、ブロックチェーン事業にも投資しているとされる。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版