仮想通貨取引所ビットフライヤーは4日、過去のハードフォークによって生じたビットコインSV(BSV)に相当する日本円をユーザーに付与すると発表した。ビットコインSVは昨年にビットコインキャッシュ(BCH)からハードフォークをして誕生した仮想通貨だ。
今回の対応は、同社の「計画されたハードフォークおよび新通貨への対応指針」に沿ったもの。ビットフライヤーは3日、ビットコインゴールドについても日本円の付与を決定している。
対象となるのは、ハードフォーク発生時点でビットフライヤーのアカウントでBCHを保有しており、なおかつビットフライヤーで本人確認が完了しているユーザーだ。
日本円の付与は2回に分けて実施する。第1回は19年12月末。2回目は20年3月を予定している。
第1回の19年12月末の日本円付与は、BCHがハードフォークをした時点(18年11月16日午前2時52分頃)で、ビットフライヤーのアカウントでBCHを保有していたことが条件だ。また12月13日午後5時時点で本人確認が完了しているトレードクラスのユーザーが対象となる。
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