仮想通貨取引所ビットフライヤー(bitFlyer)は9日、Liskを対象としたステーキングリワードサービスの提供を開始すると発表した。
これはビットフライヤーがLiskのステーキングに参加することで報酬を取得し、その報酬の一部をLiskを保有しているユーザーに対して分配する。
Liskではコンセンサスアルゴリズムとして DPoS(Delegated Proof of Stake)という仕組みを採用している。これはLisk保有者による投票で、取引承認を行う101人のデリゲート(代表者)を選出する。デリゲートは取引承認を行うたびに報酬を受け取ることになる。このデリゲートを選ぶ際の投票権は、Lisk保有量に応じて割り当てられている。
ビットフライヤーが投票したデリゲートが101人に選出されて報酬を受け取った場合、デリゲートから投票の報酬として、ビットフライヤー自身も報酬の一部を受け取ることができる。この受け取ったLiskをユーザーにも分配することになる。
ステーキングリワードの付与対象となるには、対象期間内にビットフライヤーのアカウントで1日あたり平均10LSK以上を保有していることや付与時点で本人確認が完了していることなど、複数の条件が設定されている。