エルサルバドルの新たなデジタル資産発行法に基づくデジタル資産サービスプロバイダのライセンスが、デジタル資産取引所「ビットフィネックス・セキュリティーズ・エルサルバドル」に付与された。デジタル資産発行法法は2023年1月にエルサルバドル国会で可決され、中米国家における金融イノベーションと成長を促すことを目的としている。

エルサルバドル国家デジタル資産委員会によると、4月11日に付与されたこのライセンスにより、ビットフィネックス・セキュリティーズ・エルサルバドルはエルサルバドルでデジタル資産サービスプロバイダとして認可される世界初の国際デジタル資産プラットフォームとなる。

ビットフィネックスの最高技術責任者、パオロ・アードイノ氏は、「新たなデジタル資産規制制度に基づく明確な権利と義務を持つ資産の発行と二次取引をビットフィネックス・セキュリティーズが容易に行えるようになる」と述べた。

発表によれば、エルサルバドルで新設されたビットフィネックス・セキュリティーズ・エルサルバドルは、世界中の企業が株式、債券、その他の金融商品といったデジタル資産を発行するための規制に準拠したプラットフォームを提供する。これにより、エルサルバドルの好ましい規制環境でデジタル資産の発行、投資、取引の利点を活用する独自の機会が企業や個人に提供される。

ビットフィネックス・セキュリティーズ・エルサルバドルは、ビットフィネックス・セキュリティーズ・リミテッドが運営するビットフィネックス・グループの現行プラットフォーム「ビットフィネックス・セキュリティーズ・AIFC」とは独立して機能する。