ビットフィネックス、ポーランドでのマネロン関与疑惑を否定

 コインテレグラフは7日、ビットフィネックスのマネーローンダリング(資金洗浄)関与疑惑について報告した。ポーランドの検察が、ポーランドの銀行2行で開設されている口座から、4億ユーロ(約526億円)を押収したというものだ。うち1つの口座がビットフィネックスに関連しているとされる。

 地元メディアによると、押収された資金は国際詐欺やマネーローンダリングに関与している可能性がある。犯人は、取引所や関連する口座を介し、洗浄した法定通貨を仮想通貨に交換した。

 これらの資金が最終的には麻薬密売ネットワークにつながっているという。そして資金押収の1週間前にビットフィネックスユーザーの1人が、ポーランド警察から尋問を受けたと報告している。ビットフィネックスのサブレディットスレッドの管理人は8日、この報道に対し反論した。

「報道は真実ではなく、ビットフィネックスはこのことで影響を受け流ことはない。我々は今日このあと、本件について公式声明を発表するつもりだ」

 ビットフィネックスは各ニュースメディアに対し、疑惑を強く否定している。

 「ビットフィネックスは、過去数時間にわたって、ポーランドのメディアが報道している疑惑を認識している。これらの疑惑は誤りだ。顧客や業務はこの誤った情報に影響されることはない。ビットフィネックスは世界でも有数の仮想通貨取引所であることを誇りに思っている。我々は、世界中の当局や規制に厳格に準拠して、休むことなく運用を継続する」

 ビットフィネックスと姉妹会社のテザーは、昨年12月に米国の規制当局から召喚状を受けているが、その理由は明らかになっていない。両社の銀行システムの透明性については繰り返し懸念が上がっている。昨年、米国のウェルズ・ファーゴ・アンド・カンパニーは、両社の取引銀行としての業務継続を拒んだとされる。

 ビットフィネックスは、自社の評判を守るためにその後訴訟を起こしたが、直後に取り下げた。法的に脅したのかもしれない。今年の初めには、テザーが第三者監査役との関係を解消し、仮想通貨コミュニティにさらなる懸念をもたらした。続報が入り次第、このストーリーを随時更新する。