仮想通貨業界では世界的取引所であるeToro(イートロ)がソーシャルトレードへ参入するなどコピートレードが伸び始めている。
これまでの仮想通貨やF X業界では特定の会社(取引所)に紐づいたコピートレードサービスが一般的だったが今回新たな動きとして複数の仮想通貨取引所でシームレスにコピートレードができるプラットフォーム「Bitcopy」が注目されている。(公式ページ:https://bit-copy.com/ja)
Bitcopyは提携仮想通貨取引所の口座にてコピートレードを無料で簡単に利用することができるサービスだ。(ユーザー説明ページ:https://bit-copy.com/ja/about/user)
大手仮想通貨取引所、Bybit、Deribit,と公式に提携しており取引所リスクを意識せずに利用できる。さらに最大手クラスの取引所との連携も現在進行形で進めているようで今後対応可能取引所はさらに増えていくようだ。
ユーザーはコピーしたいトレーダー(シグナルプロバイダー)を選択すればあとはほったらかしで24時間自動で仮想通貨のコピートレードが行われる。誰でも無料で利用できるのでコピートレード初心者にも入門としては最適だろう。
トレーダーによる裁量トレードに加え、自動売買プログラム(ボット)のトレードもコピーする事ができる。
トレーダー画面ではリアルタイムの損益、フォロワー数などのトレードデータに加えリアルタイムでのポジションも確認できる仕様になっている。
3月25日時点で成績トップのPlof Alexの売買を見ると安定して右肩上がりの損益となっており、今年3月の暴落相場でも着実に収益を上げておりポジションや実際のトレードをみるだけでも価値がありそうだ。
3/25のPlof Alexの売買履歴
ちなみに日本人のトレーダーも参加しており好成績を納めている。
裁量トレーダー以外の自動売買プログラム(ボット)ではU S D T、U S D S、P A Xなどのステーブルコインが新規発行された瞬間にbitcoinをBuyでエントリーするといったロジックやいわゆるシンプソンチャートでの利益を狙ったロジックなど豊富なシグナルが登録されておりラインナップに面白みがある。裁量トレーダーもステーブルコインの発行やシンプソンチャートには注目していることから実際の売買で機能するのかを確認してみたい。
もちろんユーザーとして参加するだけではなく、シグナルプロバイダーとして裁量トレードやボットトレードを提供する事が可能だ。(トレーダー説明ページ:https://bit-copy.com/ja/about/trader)
トレード口座とA P I連携するだけなので面倒な手続きなくシグナルプロバイダーになれる。トレーダーに対してはシグナルをフォローするユーザーの取引量に応じて報酬が支払われる仕組みになっている。ランキング形式で表示されているため好成績を出せばフォロワーが増加し報酬が増える仕組みだ。
さらにBitcopy自体にアフィリエイト機能が搭載されていて、紹介したユーザーの取引量に応じて紹介者にも継続して報酬が入る仕組みになっている。(アフィリエイター説明ページ:https://bit-copy.com/ja/about/referrer)
昨今のSNSでのミラートレードの配信などを見るに現時点でも間違いなく自動的にトレードがコピーされるソーシャルトレードの需要は大きいだろう。
トレージェンシーやmyfxbookなどのFXの事例を見るまでもなく、ソーシャルトレードの比率は大きなものを占めていくと予想される。これからの時代に普及するであろうソーシャルトレードに早期に参入する事でユーザー、トレーダー、アフィリエイターともに仮想通貨取引のメリットを享受できそうだ。