ビットコインは引き続き7800ドル付近で推移している。ブルームバーグはテクニカル的に8000ドルまで回復する可能性を指摘した。
(出典:Coin360 日本時間11月30日正午時点)
11月は2019年で最もビットコインが下落した月になることはほぼ確定だ。先週に一時6500ドルまで下がったビットコインだが、現在、売りは一服している。
既報の通り、今後の先行きを占う上で今週末の値動きはかなり重要になるという見方が出ている。
29日付のブルームバーグは、テクニカル的に新たな買いトレンドに入ったと報道。仮想通貨ボラティリティを基にトレンドを測る「GTI VERA Convergence Divergence Indicator」は、8000ドル付近を頂点とするレンジ相場を示唆しているという。
「極端な恐怖」から「恐怖」に
また、仮想通貨の投資家心理も若干改善した。
データ提供会社オールターナティブ・ドット・ミーによると、現在の「仮想通貨の恐怖&強欲指数」は31で「恐怖」の水準で推移している。先週の「極端な恐怖」の水準から回復した。
オールターナティブ・ドット・ミーは、ボラティリティとモメンタム、取引量、調査、ドミナンスとトレンドの5項目をそれぞれ25%、25%、15%、10%、10%で計測。0(極端な恐怖)から100(極端な強欲)で日々数値を更新している。
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