ビットコイン、2万8000ドル到達の可能性も その根拠は?【トシムリンの仮想通貨相場分析】

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります

ビッコイン/米ドルは以前の記事で伝えたように、2017年のバブル時から算出をした目標ターゲットである$10641〜11045に到達した。(図1参照)

(図1 過去の記事に記載した 2017年バブル時から算出したレジスタンスゾーン)

(図2 過去の記事に記載した 2017年バブル時から算出したレジスタンスゾーンと現在の動向)

現在はこのゾーンがレジスタンスとして機能している状況ではあるが、一時期高騰していた買い手側のファンディングレートも落ち付き、短期的にはショートポジションへの偏りが見られるためにこれを燃料に断続的に上昇していく可能性が高い。(図2参照)

また、ビッコイン本来の価値を示すハッシュレートやユニークアドレス数も順調に右肩上がりに上昇している状況なために、これもビットコインにとってはプラス材料だ。

以下の画像はユニークアドレス生成数などから独自で作成したメトカーフ指標とビットコイン価格を並べた図になるが、メトカーフ指標とビットコイン価格は正の相関があることがわかる。(図3参照)

(図3 独自で作成したメトカーフ指標とビットコイン価格)

つまり、このメトカーフ指標が上昇し続ける限りは、ビットコインにも買いの力が働きやすい。

単純なテクニカル的には月足では現在エリオット波動3波進行中なためにまだ、中期的には続伸していく力がある。

以前から四柱推命や九星気学などを活用した結果、ビットコインとマイクロソフトの運命バイオリズムが一緒なために、マイクロソフトの値動きを参考にバブル崩壊や今年の上昇予想を当ててきているが、今回はマイクロソフトを活用してビットコインの長期ターゲットを予想することにしよう。

マイクロソフトはバブルが起こり、崩壊後に数年間レンジとなり、リーマンショック時にこのレンジを下抜けて下落して最安値を付けたものの、この最安値が長期的なボトムとなり、10年以上の歳月を費やして最高値更新していく流れとなった。

九星気学の観点から見るとマイクロソフトがバブル崩壊時につけた底もリーマンショック後につけた底と同じ、九紫火星という星だ。

つまり、九紫火星では下落しやすいが、底になることがわかる。

この分析結果をビットコインに同じように当てはめれば、2018年の12月の底が長期的な底であることは予想できた。

マイクロソフトの月足をエリオット波動論で見てみるとバブル時が1波、バブルの最高値からリーマンショック時の底値までが2波、そこからの長期的な上昇を3波、途中で調整4波を挟み、現在は5波目進行中となっている。

フィボナッチエクスパンションを使用すると200%を達成しており、価格はリーマンショック時の底値から約9倍となっている。(図4 参照)

(図4 マイクロソフト月足 エリオット波動分析)

ビットコインはデジタルゴールドとも呼ばれているために金と近い性質を併せ持つので、金の月足の過去チャートも分析してみると、金もマイクロソフト同様に初動のバブル的な高騰が1波、バブル時の最高値からバブル崩壊後の底値が2波、そこからの長期的な上昇を3波、その後の下落を4波、そして現在は5波形成中となっている。

フィボナッチエクスパンションを使用すると、これもマイクロソフトと同様に200%を達成しており、価格はバブル崩壊後の底値から約7.63倍となっている。(図5 参照)

(図5 金チャート エリオット波動分析)

もし、歴史が繰り返されるのであればビットコインも同じようにバブルの最高値までが一波、バブルの最高値から2018年12月の最安値までが2波、そして現在は3波目初動と見るのであれば、価格ベースではビットコインもマイクロソフトと金のように2018年12月の底値から約7.63〜9倍になることが見込まれるので、$24000〜28000ドルに到達する予想となる。

また、ビットコインは、フィボナッチエクスパンションの200%に達するのであれば42800ドルとなることが予想できる。

(図6 マイクロソフトと金チャートの過去分析から算出したビットコイン長期ターゲット)

また、ドル円の長期分析を行ってもドル円は今後下落していく可能性が高いために、ドルからの資金流入も考慮すればビットコインは今後も継続的に上昇していくことが見込まれる。

しかし、どこかのタイミングで一旦大きな調整をつける可能性は十分にある。

冒頭でも述べた通り現在は大きな下落調整が入るほどの材料はなさそうではあるが、一応$10641〜11045は2017年のバブル崩壊ポイントを当てはめた価格なので意識はしておく必要がある。

次のターゲットは$11576~11851、ここを明確に突破すれば$12747~13532を目指す展開が考えられる。

6月28、29日はG20も開催され、ビットコイン先物限月終了日もあるために、その前後での大きな動きには注意すべきだろう。

著者 トシムリン
トレード歴14年の現役為替トレーダー。20歳の頃から専業トレーダーとなる。6年間はトレードが上手くいかず一時借金を背負ったが、研究と分析を積み重ねて独自手法を編み出し、7年目からプラス収益となり、そこからは安定的に利益を出し続けている。一般投資家が持ちえないマーケットの内部構造を多角的に分析して市場を予測していくことが得意分野。 分析能力と育成能力に定評があり、トレード教育によって多くの常勝トレーダーを輩出している。