ビットコインが1年以上ぶりに1万ドルを突破してから10日。7月2日にビットコインは一時1万ドルを下回った。
(出典:TradingView「ビットコイン/米ドル(1日)」)
7月2日0時30分過ぎと5時頃にビットコインは一時9990ドル台をつけた。執筆時点(11時45分)では1万300ドル付近で推移している。24時間前と比べて6%以上のマイナスだ。
一気に上昇しすぎたのかもしれない。「垂直的な上昇の後は急激な下落に見舞われる」という相場の常識通りの展開となっている。
既報の通り、仮想通貨トレーダーからは「強気相場から小休止」という声が出る一方、過去の上昇相場でもプルバック(一時的な後退)は多く見られたという楽観論も出ている。
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一方でビットコイン以外の仮想通貨であるアルトコインはピリッとしない。
2017年の強気相場では、ビットコインが急騰した後、アルトコインがそれにつられる形で大幅に上昇した。ただ現在の強気相場では、ビットコイン急騰時でもビットコイン急落時でもアルトコインに大きな動きは出ていない。
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