ビットコイン（BTC）は1週間にわたって横ばいの動きが続いていたが、8月19日に急落した。
新しい安値は「時間の問題」
TradingViewのデータによれば、BTC/USDが1時間足のキャンドルで6.2%下落している。
これに反応したトレーダーは、反発によって、記事執筆時点で22,000ドルを下回っている現在のスポット価格水準よりも高値での保ち合いになることを期待した。
「まあ、あれが流動性を求めるものであればいいが、そうでなければ終わりだ」とCrypto ChaseはTwitterのフォロワーに語った。
ツイッターユーザーのIl Capo of Cryptoは、以前から下値への反落を予想していたが、新しい安値は「時間の問題だ」と予測している。
22,500ドル以下での下値固めは「非常に弱気」であると、最新のアップデートで警告している。
$BTC
— il Capo Of Crypto (@CryptoCapo_) August 19, 2022
Second option playing out. Any test of 23500 as resistance is a good sell opportunity.
Consolidation below 22500 (clean break + use the level as resistance) would be very bearish = 21k or lower
New lows are just a matter of time. https://t.co/MzxrDCZuiZ pic.twitter.com/I5PatYduNW
一方、仮想通貨アナリストのVenturefounderは、23,000ドル以下であれば「長期的に購入するのに適した価格」と述べ、ビットコインがこれまでのところ弱気相場から脱したとは考えにくいと述べている。
相対力指数（RSI）がまだ最低値付近にあることは、BTC/USDが売られ過ぎている状況であると指摘している。
しかし、200週間移動平均線やクジラのエントリーレベルなど、弱気相場の主要なサポートレベル下では買いが入る兆しが見られた。
オンチェーン分析会社CryptoQuantのデータによると、8月19日の最初の数時間の取引所流出額はすでに合計21,500BTCに達している。
アルトコインはより大きなダメージ
アルトコインでは、ビットコインが3週間ぶりの安値に戻した影響が予想通り強く出た。
時価総額で最大のアルトコインであるイーサ（ETH）は、記事執筆時点でこの日5.2％下落し、1750ドル付近で取引されている。
その他、他の主要トークンは11％を超える損失を出し、ドージコイン（DOGE）は13.6％減と時価総額トップ10の中で最も悪いパフォーマンスとなった。