ビットコイン(BTC)は47,000ドルを奪還し、48,000ドルを推移している。アナリストは今回の勢いが50,000ドルへ続くはずだと考えている。

BTC/USD 1-hour candle chart (Bitstamp). Source: TradingView

ビットコイン強気派は安値を再び逃れる

Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータによると、BTC/USDは15日に47,000ドルの大台を維持しており、これは強気の継続には欠かせないものとなっている。

この水準では14日にクジラによる激しい攻防が行われたが、最終的には強気派が優勢となり、ビットコインは数日間にわたる下降チャネルから抜け出した。

46,000ドルへの下落も実現しなかったため、短期的なBTC価格の動きはより楽観的となった。

こうした力強さは、BTC/USDのゴールデンクロスイベントに続いて、記録的な低水準の取引所残高とサプライスクイーズの中で起きた。

Bitcoin exchange balance chart. Source: CryptoQuant

これは日足チャートを見ればより明らかで、人気トレーダーのPentoshi氏が指摘したように、6日間の横ばい行動を一掃する「強気の包み足」が生まれた。

一方でアナリストのウィリアム・クレメンツ氏は、「200DMAの上に戻ってきたが、月曜の高値かつ9月のマンスリーオープン(47000ドル〜47,150ドル)のちょっとした抵抗に直面している」と付け加えた。

「もしこのレベルが破られれば、8月の高値である50500ドルに向けてかなり速い動きが見られるだろう」

サポートは月足最安値を反映

大手仮想通貨取引所バイナンスの売買レベルを見ると、49,000ドルのすぐ上に抵抗があり、現在価格より数千ドル低いところに明確なサポートがあることが確認された。

このサポートは、9月の月足の最小終値の予測である43,000ドルと一致している。一方、10月は、ビットコインの史上最高値に近い63,000ドル以上の月足終値が必要となる。

 

BTC/USD buy/ sell levels (Binance) as of Sept. 15. Source: Material Indicators