ビットコイン(BTC)は過去4日間で大きく下落し、7万9300ドルから6万3844ドルまで値を下げた。多くの市場参加者がサポートラインと考えていた、2021年の強気相場高値である6万9000ドルを下回って推移している。
価格下落と並行して先物市場の建玉も大幅に縮小した。BTCの未決済建玉は過去7日間で100億ドル超減少しており、レバレッジ解消が急速に進んだことを示している。
アナリストは現在、長期テクニカル水準とオンチェーン指標の双方から、相場の転換点を探っている。
要点:
・ビットコインは4日間で13%下落し、レバレッジ解消の急進を伴い2021年サイクル高値の6万9000ドルを下回った。
・5万8000ドル〜6万9000ドルの主要需要ゾーンは、厚い取引量と200週移動平均線に支えられている。
・テクニカルおよびセンチメント指標は売られ過ぎ水準を示しており、戻りが即座に生じなくとも下落圧力のピーク接近を示唆している。
なぜ6万9000ドル水準が重要なのか
6万9000ドルは2021年強気相場の最高値に当たる。過去のサイクルでは、前回高値が弱気相場におけるサポートとして機能してきた。
前サイクルでは、ビットコインは2017年高値1万9600ドル付近で底打ちし、その後2022年11月にかけて一時的に1万6000ドル近辺まで下落した。

今回の6万9000ドル割れも同様のパターンをたどる可能性がある。
ビットワイズ欧州調査責任者アンドレ・ドラゴシュ氏は、オンチェーンデータ上で5万8000ドル〜6万9000ドルに大量の取得コスト分布が集中していると指摘。この価格帯は200週移動平均線(約5万8000ドル)とも重なり、長期需要ゾーンとしての重要性を高めている。

一方、仮想通貨アナリストのexitpumpは、オーダーブック上で6万8000ドル〜6万5000ドルに大口買いが確認できるとして、押し目での買い需要の存在を示唆した。
過去最大級の売られ過ぎシグナル点灯
市場アナリストのSubu Trade氏は、ビットコインの週足RSI(相対力指数)が30を下回ったと指摘。同水準到達は過去4回のみで、いずれもその後4日間で平均16%の上昇が見られたという。

また仮想通貨アナリストのMorenoDVは、調整後NUPL(含み損益)が2023年以来初めてマイナス圏に転落したと指摘。これは平均保有者が含み損状態にあることを示す。
同様の状況は2018〜2019年、2020年、2022〜2023年にも発生しており、その後はいずれも価格回復局面につながった。
ただしMorenoDVは、今回の「センチメント悪化の速度」は過去サイクルより大幅に速いと分析し、次のように述べた。
「この急速な転換は緩やかな下落ではなく急激なセンチメント・リセットを示唆しており、投げ売り局面の期間を短縮させる可能性がある」

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