ビットコイン(BTC)は11月28日に54,000ドル付近で推移していたが、29日未明に大きく反発した。

BTC/USD 1-hour candle chart (Bitstamp). Source: TradingView

53,000ドルで買いが活発化

Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータによると、26日の6,000ドルの急落の後、BTC/USDは54000ドル付近で停滞していた。

日曜日には下落は止まったものの、週足では主要なサポートゾーンを下回る水準を示していた。

トレーダー兼アナリストのRekt Capital氏が指摘していた、55,800ドルの反転ターゲットを突破した。

日曜日には、セルシウス社の創業者兼CEOであるアレックス・マシンスキー氏が、「私は自分のポジションを追加するために、現在のレベルで約1,000万ドル相当のBTCとETHを購入した」とTwitterのフォロワーに明かした。

「BTCは5万3千ドル、ETHは4千ドルの再挑戦があるかもしれないが、これらは短期的な底値で、ここから7万ドルまで戻るはずだ」

マシンスキー氏は、BTC/USDが5万ドルを下回るようなことがあれば、今回の購入額の50%を売却すると話していたが、価格が急回復したことで売却にはならなかったようだ。

一方、アナリストのウィリー・ウー氏がまとめた別のデータでは、現在のレベルでのビットコイン購入への関心が強まっている。

企業や上場投資信託(ETF)を除いても、2021年の同様の価格下落の後の雰囲気とは対照的に、今週は大量の買い手が存在している。