ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングの動きにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCによって提供されています。
2018年は、ほとんどの資産クラスにとって利益の出ない年だった。FRB(米国連邦準備理事会)による利上げや貿易戦争、景気後退の懸念によって、多くのマーケットが急落した。
北京のビットメインやフォビ・グループのような仮想通貨の大手企業は人員削減を計画している。仮想通貨業界にとっては痛手であるが、これも長い歴史の中ではサイクルの一部に過ぎないだろう。
しかし、仮想通貨の資産クラスは終結するという予測が出ている。2018年、様々なアナリストがビットコインについて「死亡記事」を書いてきた。ただ我々は来年には仮想通貨は反発して、投資家の注目を引くだろうと信じている。
短期的には、モルガン・クリーク・デジタルのアンソニー・ポンプリアーノ氏は、3000ドルを割ると指摘した。テクニカル的にはどうだろう?
BTC/USD
ビットコインは、24日、4255ドルのレジスタンスから跳ね返され、20日間EMA(青色)を下回った。現在、3787.33ドルのサポートより上に留まろうとしている。価格も、4255ドルと3787.33ドルの間で動かない状態が続いている。このサポートを割れば、反発力が弱まることになり、再び下値を試す展開になるかもしれない。
(引用元:TradingView)
対照的にもし3787.33ドルを維持できれば、4255ドルにトライするかもしれない。成功すれば、4914.11ドルまで回復するかもしれない。その際、50日間SMA(赤色)が小さなレジスタンスとして機能するかもしれない。
50日間SMA(青色)は下がり気味で、RSI(相対力指数)はネガティブな領域に入った。このため、 BTC/USD で弱気派の勢力が拡大している。強気の反転パターンである逆三尊型になる可能性もあり、ネックラインを超えた水準で取引を終えたら(UTC時間で)、5500ドルまで上昇するかもしれない。
今後2、3日が重要な時期になるだろう。
XRP/USD
リップルは、0.40ドルを超えた水準を維持できなかった。利益確定の動きによって0.4ドルと50日間SMA(青色)を割り込んだ。
(引用元:TradingView)
もしXRP/USDが20日間EMA(青色)から反発すれば、0.4ドルを超えるかもしれない。もし成功すれば、下降型チャネルのレジスタンスライン近くまで上昇するかもしれない。
20日間EMA(青色)と0.33108ドルを下回れば、反発力が弱まり、下降型チャネルのそこまで下落するかもしれない。今後3〜4日間の動きが肝心だ。
ETH/USD
イーサリアムは24日、167.32ドル近くから、下落した。我々の予想通りだった。現在、強気派が50日間SMA(赤色)を維持しようとしている。もし成功すれば、167.32ドルの突破も予想できる。
(引用元:TradingView)
一方、もしETH/USDが50日間SMA(赤色)の水準を維持できなければ、20日間EMA(青色)まで下がるかもしれない。もしこのサポートが維持できなければ、保ち合いになるだろう。
もし100ドルを下回れば、我々の強気な見方は無効になる。
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— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月31日
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