ビットコイン(BTC)は7月4日、独立記念日の祝日で予想外の上昇となり、5日ぶりに2万ドル水準まで上昇した。

BTC/USD 1-hour candle chart. Source: Tradingview.com

2万ドルに一時的に再浮上

コインテレグラフ・マーケッツ・プロとトレーディングビューのデータによると、BTC/USDは2万085ドルまで急騰し、6月30日以来最高のパフォーマンスとなった。

ビットコインは連休中のほとんどを1万9000ドル前後で過ごしていたが、ウォール街の取引がないことは結局、強気派にとって障害にならないことが証明された。

週末のオーダーブックの薄さは、基本的なボリュームに比べてボラティリティを悪化させたと思われるが、それでも記事執筆時点では、ビットコインは3%上昇している。

「ビットコインは2万ドルを割って以来、初めて日足で強気なダイバージェンスを作り出すことに成功した」と人気アナリストのマシュー・ハイランド氏は指摘する。

一方、オンチェーン分析リソースのホエールマップは、19,200ドルでコインを買うクジラが再び市場のサポートとなったことを確認した。

コインテレグラフが伝えたように、クジラは2万ドル直下のレベルに強い関心を示しており、1万6000ドル以下という待望のレベルが現れるまでは、待つことを選ばなかった。

「19500ドルの反転はビットコインのトリガーだ」とコインテレグラフの寄稿者マイケル・ヴァン・デ・ポッペ氏は付け加えた。

一方、アルトコインはビットコインの急騰を最大限に利用し、イーサ(ETH)は6%近く上昇して1,100ドルを突破した。

ETH/USD 1-hour candle chart. Source: Tradingview.com

時価総額上位10種の仮想通貨では、その他にも広く5%前後の日次上昇を記録している。