ビットコイン(BTC)価格は10月前半に上昇し、10,500ドルから11,700ドルまで上昇した。しかし、仮想通貨市場全体の強さが弱まわるにつれ、勢いが再び変化する可能性がある。

11,000ドルのサポート維持が重要に

しかし、11,000ドルの重要なサポートの維持は、強気の勢いを再開するためには必須となるだろう。コロナウィルスによる新たなロックダウンが投資家心理に影を落としており、現在のレベルをクリアするのは難しいかもしれない。

トレーダーは、BTCを含む市場全体の多くの資産価格が急落した3月の相場の恐怖を今でも覚えている。

BTC/USD 日足チャート 出典: TradingView

ビットコインの日足チャートは、11,000ドル超えており、これは強気の勢いにとって重要だった。

しかし、強気を今後も維持していくには、11,000ドルのサポートを維持する必要がある。そうすれば、12,000ドルを試す展開となる可能性が高くなるだろう。

Goxビットコインはそのまま 

多くの投資家は、マウントゴックスに関連する15万BTCの潜在的な売りの存在を意識もしている。しかし、再生計画案についての新しい提出期限が設定されたため、そのような懸念は減少した。新しい提出期限では、12月15日となっている。

4時間足チャート

BTC/USDT 4時間足チャート. 出典: TradingView

一方、より短い時間軸でも、11,000~11,150ドルが重要なサポートゾーンとんっている。

このサポートゾーンを下抜けてしまった場合、10,600ドルまで急落する恐れがある。1万ドル以下のCMEギャップの存在が、再び議論の俎上に上ってくる可能性がある。

11,000~11,200ドルの重要なサポートを維持できれば、上のチャートで示している11,800~11,900ドルのレンジを試す展開となるだろう。場合によっては、12,100ドルをトライする可能性もある。

問題は、ビットコインがこれらのレジスタンスレベルを突破する十分な強さがあるかどうかだ。12,000ドルを突破すれば、仮想通貨市場全体を押し上げるような強気トレンドがみられるだろう。

時価総額は2500億ドルを試す展開に

仮想通貨市場全体の時価総額チャート. 出典: TradingView

仮想通貨の時価総額はまだレンジ内に留まっている。レンジの上限は3800~4500億ドルであり、レンジの下限は2650~2850億ドルだ。

新しい強気サイクルの開始時に、レンジ上限のレジスタンスを試す展開となっていた。

2650~2850億ドルのサポートレベルを維持することができれば、レンジ内に制限された構造が続く可能性が高くなる。このレンジ限定の構造は、新しい強気サイクルの前段階としての蓄積フェーズとなる可能性がある。

時価総額が横ばいとなり始めた場合、100週間移動平均と200週間移動平均が潜在的なサポートとして機能するだろう。これらの指標は、強気・弱気市場を定義する上で、重要な兆候となるだろう。

ビットコインの短期シナリオ

BTC/USDT 6時間足チャート 出典: TradingView

最も可能性の高いシナリオは、11,000~11,200ドルのサポートエリアを維持した後、12,000ドルをテストする展開だ。

ただし、米ドル通貨指数(DXY)が下落し始めない限り、12,000ドルを超えるブレイクアウトは起こりそうにないだろう。DXYが下落し始めれば、ビットコイン価格に強気のブレイクアウトをもたらし、新しい高値につながる可能性を開くことになるだろう。

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。