ビットコインの価格が初めて10万ドルに到達し、仮想通貨市場にとって大きな節目となった。トレーディングビューによれば、ビットコイン(BTC)は12月5日に10万ドルの価格に達し、11月12日に9万ドルの節目を突破してから数週間で心理的な壁を打ち破った。

今年は、米国の現物ビットコイン上場投資信託(ETF)からの純流入が310億ドルを超え、4月に行われたビットコインの4回目の半減期による供給の引き締めがあった。

共和党のドナルド・トランプ氏が米大統領選で勝利し、ビットコイン準備金が創設されるとの推測が高まる中、マイケル・セイラー氏が率いるマイクロストラテジーのBTC保有戦略を採用する企業の増加も、ビットコインの価格上昇に寄与した。

トランプ氏は最近、仮想通貨支持者のポール・アトキンス氏を証券取引委員会(SEC)の次期委員長に指名した。アトキンス氏はバイデン政権下で業界全体を妨げていたいくつかの規制上の障害を取り除く可能性がある。

また、トランプ氏はヘッジファンドマネージャーのスコット・ベッセント氏を財務長官に、カンター・フィッツジェラルドのCEOであるハワード・ラトニック氏を商務長官に指名し、これまでで最も仮想通貨に友好的な政権を形成する可能性がある。

ビットコインは1月から126%上昇

ビットコインは1月1日には約4万4000ドルで取引されていたが、そこから126%の価値増加を見せた。

10万ドルに到達することで、ビットコインの時価総額は2兆ドルに達し、過去最高を記録した。

ただ2024年のビットコインのラリーは、これまでで最も急激な強気市場ではない。

2017年には、ビットコインの価格は1月の1000ドルから12月には2万ドルへと1900%急騰した。その後、2020年3月にCOVID-19がパンデミックとして宣言された際には、5100ドルから2021年11月には6万9000ドルまで1250%上昇している。

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