ビットコイン価格は21日、中国のFUD(恐怖・不安・疑念)ニュースをきっかけに、数分で1000ドル下落した。

中国3位の銀行が傾向
コインテレグラフマーケットとトレーディングビューのデータによると、ビットコイン価格は21日、32500ドルを下回った。
要因としては中国第3位の銀行である中国農業銀行が、ビットコインや仮想通貨関連取引について、自社サービスの利用を禁止した声明だ。
ジャーナリストのコリン・ウー氏はツイッターで、「声明では、関連する行為が発見された場合、口座取引は直ちに停止され、顧客との関係が解消され、関連部署に報告されることが強調されている」と報告した。
中国は最近、マイナーの取り締まりが強化されている。中国では2017年にも仮想通貨の取り締まり強化によって、ビットコイン価格が急落したことがある。
Ah more China FUD.
— Paolo Ardoino (@paoloardoino) June 21, 2021
Glad we are consistent.
ただ、既報のように、今回の価格圧力は過剰反応であり、最終的には中国依存からの脱却によって、ビットコインは利益が得られるとの主張も出ている。
さらに、中国農業銀行の発表はその後、削除されたと指摘するツイートも出てきている。
Ok guys. Seems like the bank deleted the notice only a few minutes after it released. https://t.co/6YrXyVthOm pic.twitter.com/PCbVIQYUru
— 8BTCnews (@btcinchina) June 21, 2021
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン