7月18日のビットコインは再び1万ドルにチャレンジする展開となっている。一方、これまで不調が続いていたアルトコインもライトコイン(LTC)を始め急上昇している。
(出典: Coin360)
ビットコインとアルトコインに青信号
ビットコインは執筆時点(18時)までの24時間で2.9%上昇し、9900ドル付近で推移している。今週、1万1000ドル付近から急落し、一時は9000ドル付近に迫っていた。
(出典:Coin360「ビットコイン/米ドル(7日間)」)
eToroのマティ・グリーンスパン氏は、9000ドルのサポート(青色)から反発したと指摘。上昇傾向(黄色)はまだ続いている他、多くの米議会議員がビットコインに対してオープンである一方、フェイスブックのリブラに対しては厳しい姿勢であることを示したと述べた。
We've had a nice bounce off the $9,000 support (blue line) and the upward trajectory we've been tracking (yellow line) is still very much in play.
— Mati Greenspan (@MatiGreenspan) July 18, 2019
The hearing yesterday showed us that many in the US government are very open to #bitcoin despite what they may feel about Libra. pic.twitter.com/WxGzXNBEmc
米議会のパトリック・マクヘンリー議員(共和党)は17日に米経済番組CNBCに出演し、リブラとは異なり政府には「ビットコインを殺す能力はどこにもない」と発言した。
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一方、アルトコインが突然目覚めた。
イーサリアム(ETH)は6%以上上昇して217ドルに到達した。
「出典: Coin360 イーサリアム/米ドル(7日間)」
またライトコインは15%以上上昇。ビットコインSVも2桁%のプラスだ。
これまでビットコインの上昇分を持っていかれることから、今年のアルトコイン急上昇はないという見方も出ていた。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版