ビットコイン（BTC）は12月16日、週末の上昇を拡大させ、10万7700ドルを超える史上最高値を記録した。
米国の取引時間中における現物取引量の堅調な増加と「コインベース・プレミアム」の再浮上が、ビットコイン価格の上昇を後押しした。
12月15日の日曜日には、バイナンスでの現物取引が活発化し、クーコインの永久先物取引量も顕著な増加を見せた。これを受けて、トレーダーはビットコイン価格を10万3000ドルから10万4000ドルの売り壁を突破させた。
BTC/USDT 4-hour chart (Binance). Source: TRDR.io
加えて、マイクロストラテジーとセムラー・サイエンティフィックによる新たなビットコイン購入に関するポジティブなニュースが、取引日の早い段階で報じられた。
セムラー・サイエンティフィックは、1BTCあたり10万1890ドルで211BTCを総額2150万ドルで購入。マイクロストラテジーは、1BTCあたり10万386ドルで1万5350BTCを総額15億ドルで取得した。
MicroStrategy has acquired 15,350 BTC for ~$1.5 billion at ~$100,386 per #bitcoin and has achieved BTC Yield of 46.4% QTD and 72.4% YTD. As of 12/15/2024, we hodl 439,000 $BTC acquired for ~$27.1 billion at ~$61,725 per bitcoin. $MSTR https://t.co/SaWLNBVkrl
— Michael Saylor⚡️ (@saylor) December 16, 2024
独立系の市場アナリストであるウィリー・ウー氏によると、過去30日間でビットコインネットワークには1日あたり30億ドル以上が流入している。これは、現在の市場参加者のビットコインに対する底堅い需要を示す指標の一つだ。
The last 30 days has seen more than 3 BILLION DOLLARS per day entering the #Bitcoin network. pic.twitter.com/2ZqovhA9WL
— Willy Woo (@woonomic) December 16, 2024
ビットコインの上昇は、現物のビットコイン上場投資信託（ETF）への日次流入の堅調さにも支えられている。ソソバリューのデータによると、12月12日で終わる週には、ETFへの流入が21億7000万ドルを記録し、ETFの純資産総額は1149億7000万ドルに達した。
独立系のビットコイン研究者で投資家のティモシー・ピーターソン氏によれば、ETF資金の流れを基にすると、ビットコイン価格は11万5000ドルに向かう可能性が高いという。
Based on ETF fund flows, #Bitcoin is headed to $115k pic.twitter.com/HqThvxB1mV
— Timothy Peterson (@nsquaredvalue) December 16, 2024
この報道は、投資助言や投資推奨を目的としたものではありません。すべての投資および取引はリスクを伴うため、読者は意思決定を行う際に独自の調査を行う必要があります。
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