仮想通貨(暗号資産)ビットコインは今後数週間で7万5000ドルに到達するかもしれないという予測が飛び出した

ケーンアイランド・オルタナティブアドバイザーズの認定オルタナティブ投資アナリストであるティモシー・ピーターソン氏は、6月7日、2013年のビットコインの値動きと現在の値動きが不気味なほど似ていると指摘。今年3月につけた安値である3600ドルから現在の1万ドル付近までの回復ぶりが、7年前のビットコインの軌跡に酷似していると話した。

2013年に1300ドルで天井をつけるまで約700%上昇。もし今日の価格に当てはめたら、これから7万5000ドルまで上昇することになる。

ピーターソン氏は、「2020年のビットコイン回復は2013年の回復をほぼ完全になぞった」とし「7万5000ドルまで数週間ということか?」と問いかけた。

Bitcoin price chart showing various recoveries

(出典:Timothy Peterson/ Twitter 「ビットコイン回復の軌跡」)

ただ、現在と2013年を一概に比較して今後を予測するのは不可能であろう。当時はマウントゴックスが唯一の仮想通貨取引所であり、2014年に破綻するまでの価格上昇を牽引したと言われている。

一方、コインテレグラフのマーケットアナリストであるflibflibは、今年1万ドルを超えるかどうかすらアナリストの間でコンセンサスが取れていないと冷静にみている。

強気相場の再開のためには、ビットコインが1万500ドルでサポートを見つける必要があるというのが大方の見方だ。1万500ドルでのサポートは昨年以降で何度も失敗してきた。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン