ギャラクシーデジタルのマイク・ノボグラッツCEOは、デジタル資産が個人投資家や機関投資家によって急速に受け入れられるようになり、ビットコイン(BTC)が金(ゴールド)の時価総額に達するか、もしくはそれを上回るかもしれないと考えている。
CNBCとのインタビューの中で、ノボグラッツ氏は、仮想通貨が「私が予測したよりもはるかに速く採用されている」と述べ、「人々がこのシステムに移行する速さは衝撃的だ」と付け加えた。
ビットコインが約100ドルだった2013年から仮想通貨に関わっていたノボグラッツ氏は、過去に示した6万ドルという目標価格が保守的過ぎたと説明した。当初の目標価格は、ビットコインが金の時価総額の10%を達成することに基づいていた。
「今年のはじめ、金の10%という数字から、6万ドルが目標になると考えていた」と、ノボグラッツ氏は話した。「しかし、私は自分自身と投資家に10%に達すると、次は20%になるといい、もし20%に達すれば、50%、次いで100%と言うだろう」。
ノボグラッツ氏は、「デジタルゴールド」としてのビットコインが最終的にゴールドの時価総額に達するか、それを超えると考えている。
「ビットコインは金と同じ時価総額、そしてそれを超えるという必然的な道を進んでいると思う」
現在の推定では、金の時価総額は約10.7兆ドルだ。対照的に、ビットコインの時価総額は約1.1兆ドルだ。
ビットコインは安全資産として金との間で戦っており、一部のアナリストはBTCが金から市場シェアを奪っていると主張している。