新しい調査によると、2021年のビットコインネットワークの年間取引高は、アメリカン・エキスプレス(アメックス)やディスカバーといったクレジットカードネットワークの年間取引高を上回った。

NYDIGのウィークリーレポートによると、ビットコインは2021年に3兆ドル相当の決済を処理しており、アメックス(1.3兆ドル)やディスカバー(0.5兆ドル)を上回っている。

NYDIGは「これは13歳の誕生日を迎えたばかりの決済ネットワークにとって、驚くべき成長だ」と書いている。アメックスは1958年に最初のカードを発行し、ディスカバーは1985年にそのカードを発行している。

ただし、ビットコインネットワークの上にはVisa(13.5兆ドル)とマスターカード(7.7兆ドル)とが存在し、次はこれらが目標となるだろう。

ビットコインの取引高が伸びるペースは必ずしも直線的ではないが、NYDIGは「5年間の年間成長率をみると、猛烈なペースを維持している」と指摘している。