ビットコイン価格の底値はどこになるのだろうか。

ブロックチェーン分析を手がけるウィリー・ウー氏は20日、元JPモルガンのアナリストでブロックチェーン研究者であるトーン・ベイズ氏との対談で、来年5月のビットコインのブロック報酬半減期前に4500ドルまで調整が続くと話した。

8000ドル付近を中心に推移しているビットコインについて、アナリストは短期の見通しに弱気になっている。2018年の底値である3100ドルの動きと比較しながら、両者は今年のサイクルは今年の高値である1万2800ドルから71%低下し、4500ドルが転換点になると予想した。

価格予想

(出典:Tone Vays「Trading Bitcoin」)

ウー氏は市場はまだロングの中にあり、短期的には反転することもあるだろうと指摘。ただ、半減期までの時間を考えると、価格が下落する時間は限られているとした。

これまでにビットコインの価格予想で定評のあるベテランテクニカルトレーダーのピーター・ブラント氏が「来年2月に5500ドルで底をつけた後、5万ドルまで上昇する」という「ワイルドな予想」を展開。ブラント氏の友人である仮想通貨アナリストのアレッシオ・ラスターニ氏もこの予想を支持している。

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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン